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今まで出題されたお題と皆さんの投稿をまとめました。
赤字は管理人からのコメントです。
キーになる回答をピックアップしているため、全ての投稿を掲載していません。
(このお題についての全投稿はこちらに置いてあります)
なお、ここで出している結論は当サイトが独自の見解として導いたものです。 |
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| Q1. 「アホ言うもんがアホじゃ!」のパラドックス |
関西ではよくアホよばわりされると「アホ言うもんがアホじゃ!」と言い返します。
でもよく見て下さい。
「アホ言うもんがアホじゃ」と言った人も「アホ」って言ってるわけで、これは言い返すどころか自分をアホと肯定(というか誇張?)してるかのような発言です。
やっぱりこれって言い返しとしては間違っているんでしょうか? |
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| <出題期間:2003.10.06〜2003.10.13> |
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Ricaさん
最初の「アホ」という発言は誰か特定の人(など)に向かっての罵倒でありますが、「アホいうもんがアホじゃ」は正確には「お前はアホだ」とは言っていません。アホの定義を述べたまでだと思うのです。
簡潔な解釈だと思います。(言いたいことはよくわかります)
が、定義というのはちょっと微妙かもしれません。
「アホ」=「アホ言うもん」になってしまい、別の矛盾を引き起こす可能性もあるからです。
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elegantloutさん
アホといわれたBさんはAさんに対し「アホ言うもんがアホじゃ」とかえすわけですよね。
これは、Bさんは、
「ほら、私もアホと言葉をだしているでしょ。たから私もあなたも共にアホなのです。君達がいて僕がいる」
という吉本に代表される関西哲学なのではないでしょうか。聖人の如しこの発言に、私は涙なしでは語れません。
解釈も面白かったですが、注目すべきは「アホと言葉をだしているでしょ」の部分です。
「言う」という行為についての指摘、これはこの問題を読みとくヒントだと思います。
Bさんがアホと「言って」いないとすればBさんはアホではありません。
さて、「言う」とはどういう行為なのか?
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TSBさん
Aの言う「バカ」には説明はなく、自らの過去を振り返りこのような状況を思い返してみても、やはりAが発する「バカ」は非常に曖昧であることが分かります。
問題では語られていないアホ呼ばわりの部分について。
「呼ばわり」=「曖昧な決めつけ」ということですね。
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tattakaさん
Aはアホと言わなくてもアホはアホだと言う派 で Bはアホはアホと言う奴派 と言う異なるアホ観を持った者同士の対立ですから、パラドックスではなく単なる主義の違いだと思います。
なるほど、大半の人の「Bの発言を真とするなら、言い返しとして成立しているか」というアプローチに対して、現実的にはこの通りかもしれません。
これはこれでひとつの答えと捉えることもできます。
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ハナ@PANDAさん
Bさんは「アホ」という名詞(?)に対しての抗議ではなく、Aさんの「アホという言葉を用いた行動」を説明するために使用した「アホ」なのです。
つまり同じ「アホ」でも意味合いが違うのではないでしょうか。
●Aさんのアホ=Aさんに対する悪口
●Bさんのアホ=Bさんの行動の解説
という意味になると思います。
お、このパラドックスの本質に近づいてますね。
わかりやすい説明ありがとうございます。
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ヒロポンさん
Re:「アホ言うもんがアホじゃ!」のパラドックス
AさんとBさんだけの優劣を明らかにするのであれば、
どちらも多少のアホであると仮定して、
(1)Aさん「おまえはアホじゃ。」
(2)Bさん「アホ言うもんがアホじゃ!」
●Bさんの発言が
「アホと発音しただけでahoが加算される」条件であるとするなら
(1)より、A=1aho、 (2)より、B=2aho
(3)Aさん「おまえもアホと言うとる、おまえもアホじゃ。」
(1)+(3)より、A=1aho+2aho → A=3aho
ここからエンドレスになるのですが、公式としましては
Aさん=(X+3)aho
Bさん=(X+2)aho 解:Aさん>Bさん
●Bさんの条件設定時より後にahoが加算されるとするなら
(3)からのAさんの発言からの計算になるので
Aさん=(X+2)aho
Bさん= Xaho 解:Aさん>Bさん
よって、Bさんが下手なことをしない限り、
Aさんの方がBさんよりもahoが多い。
計算式を持ち出した時点で正直驚きました。
実に興味深い考察です。
うーん、わかるようなわからないような…
Aさんが(3)言わなきゃBさんがアホってことになっちゃうのかなあ…
もうひとつ
A「おまえはアホだ!」
B「アホ言うもんがアホじゃ!」
A「アホ言うもんがアホ言うもんがアホじゃ!」
B「アホ言うもんがアホ言うもんがアホ言うもんがアホじゃ!」
この辺から指を折って数えている方がアホでもいい。
小学生には非常に有効な手段だと思います。
かなり納得。
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kotobazuさん
「だからお前はアホ」という含意があっても
定義部分が「ひとにアホというものはアホ」と言う意味なら、
自己に言及しているけれど、「相手も自分も両方アホ」でパラドックスなし。
定義部分が「相手にアホと言うものの方が相手よりも、よりアホ」
という意味ならば、
(時間による推移を考えないとすれば)
両方がともに満たす可能性のある性質をもって、「片方が、よりアホ」
という定義にしているので、定義(というか言明?)自体に問題がある。
ので、どちらがよりアホか決められなくなっている。
ということでどうでしょうか?
「先に相手にアホと言った方がアホ」
と限定しておけば、ループしないですもん・・ね・・
すみません。 たくさん書いてもらったのですが、経過部分を割愛してしまいました…
実に深い読み解き方をしてもらって感激です。
Bの思惑によっては意味合いが異なってしまうということですね。
思惑が後者だった場合、どっちがアホかは神のみぞ知るということになってしまうので、もうひとつルールづけを求められることになるのですね。
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| 結論 |
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「アホ言うもんがアホじゃ」は自己言及しているではない。
言い返しとしては間違ってはいない。
以上が管理人による一応の結論です。
「人を罵る者こそ罵られる立場である」という意味で言い返している訳なのですが、口語としてはあまりにも堅苦しく不自然です。
それが「アホ言うもんがアホじゃ」という言葉で簡略化されたため、こういったパラドックスが生じたのでしょう。
しかし、今回の意見を通して再考すると(関西人の立場としての見解ですが)実は言い返しながらも自己言及しているのかもしれません。
「アホと発言する者はアホである(俺含む)」と、自らもアホとして全てを正当化させようという自己犠牲の精神も少しは加味されているような気がします。
ちなみに関西人はアホという言葉に対する免疫が強いのです。
うーんこの問題思った以上に深いなあ。
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